脱「若者の車離れ」 BMW 3シリーズが新成人に選ばれる理由

ソニー損保がおこなった新成人にたいするカーライフ調査によると、ほしい車トップ3の中にBMW3シリーズの名が挙がりました。昨今若者が車離れしているということがしきりに言われていますが、そのような状況の中でもBMW3シリーズが若者から高い支持を得ているのはなぜなのでしょうか。

クリーンディーゼルエンジン搭載によるエコでパワフルな走り

BMW3シリーズには、話題のクリーンディーゼルエンジンが搭載されています。従来のディーゼル車といえば、臭い、うるさい、環境に悪いというイメージが一般的でしたが、このクリーンディーゼルエンジンはそのイメージを180度変えてしまうものです。
まず、クリーンディーゼルエンジンは新技術の導入によって二酸化炭素排出量がガソリン車と比較して格段に少なくなり、環境への影響が少ない地球にやさしいエンジンとして世界中から注目が集まっています。また、極めて精度の高い燃料噴射をおこなうため騒音レベルが非常に小さくなり、従来のディーゼル車のような大きなエンジン音やアイドリング時の振動はほとんど感じられません。これらの技術によってエネルギーの燃焼効率が格段に高まり、2015年５月に発表された型のBMW3シリーズの燃費は１リットルあたり２６．３キロという、お財布にも大変やさしい性能になっています。さらに、これほどまでに環境性能が高められたのにもかかわらず、BMWならではの力強い走りは健在です。このように、エコなのにパワフルな走りも可能というよくばりな点が、若者の人気を得ている理由のひとつと言えるでしょう。

使い勝手の良いボディサイズ

日常生活の中で乗りやすいサイズ感とラゲッジスペースの広さも、BMW3シリーズが若者に人気の理由のひとつです。
BMW3シリーズのボディサイズは全長4625mm、全幅1800mm、全高1440mmで、都市部でよく見かける車幅制限のある立体駐車場にもらくらく入れるサイズとなっています。また、メルセデスベンツやアウディ、レクサスなどといったライバル車種と比較してみると、BMW3シリーズの全長、全幅がともに最も短くなっています。そのため、細い道や狭い場所でも小回りがきき、比較的動きやすい作りです。さらに、2015年に発表された型はラゲッジスペースが従来よりも20リットル拡大されて480リットルになりました。これは、パンクしてからも一定時間走行することができるランフラットタイヤが搭載されたことによって、スペアタイヤを装備する必要がなくなったためです。また、トランクリッド・スマート・オープナーという機能が全車に標準装備され、キーを持っている人がリアバンパーの下に足を差し入れるだけでトランクが自動開閉されるようになりました。たくさん買い物をして両手がふさがっているときなどには非常に便利だと思います。

高性能なナビゲーションシステムと快適な内装

知らない道を走る際にはカーナビゲーションシステムが欠かせません。2015年５月に発表された型のBMW3シリーズでは、カーナビゲーションシステムにＬＴＥ接続機能が標準装備されたため、システムの起動やデータの読み込みが従来と比較して格段に速くなりました。また、その地図データはネットワーク回線を通じてアップデートされるようになっており、購入してから３年間はこれを無償でおこなうことができます。さらにナビゲーションシステムをルーターとし、手持ちのスマートフォンを接続して使用することもできるので非常に便利です。
また、内装にも使いやすさ満点の工夫が凝らされています。まず、BMW3シリーズはライバル車種と比較して車内についているボタンが少なく、非常に操作がしやすくなっています。また、シフトレバー前方に設置されているカップホルダーにはスライド式のカバーが付いているので、運転中の揺れで飲み物がこぼれる心配がありません。さらに、その奥にはスマートフォンなどの小物を置くスペースが設けられており、停車中にちょっとメールの確認をしたいなどという時に重宝します。このように、BMW3シリーズにはまさにかゆいところに手が届くというような気配り装備がなされています。新成人に人気だというのも納得ですね。