中古車なら手に届く BMW 3シリーズの中古車相場

BMWというと、「庶民には手の届かない高級車」という印象が強い人も多いかもしれません。でも、中古車相場で探してみると、3シリーズであれば国産の新車と同じくらいの150万程度の予算で購入できるものもあります。

BMWの3シリーズとは

BMWという名前を聞いたことがないと言う人は少ないと思いますが、3シリーズという名前を知らない人もいるのではないでしょうか。
高級車というイメージの強いドイツ車のBMWですが、中でも3シリーズはドイツでは大衆車の一種という扱いになります。3シリーズの初代モデルが登場したのは、1975年。BMWの中で生産台数の25%を占めているという程に多く生産されているシリーズで、最も成功したモデルであると言われています。初期の頃はコンパクトなイメージが強かったのですが、最近のモデルはそれほどコンパクトな印象はありません。
中古車相場で見てみると、新しいものはそれほど安くはないものの、型落ちになると結構お手軽な価格設定になります。また、スピード重視やデザイン重視の高級車とは異なり、このシリーズは後部座席も広く、トランクも充実しているので、使い勝手も悪くありません。誰もが知っているエンブレムもついていますので、いつかはカッコイイ外車に乗ってみたいという夢がある人にとっては、最初の外車として価格面でも、使い勝手の面でも、非常にオススメなモデルとなっています。

中古車で3シリーズを選ぶとしたら？

BMWの3シリーズの中古車相場を見てみると、その価格には大きな開きがあることが分かります。もちろん、新しいモデルが高いということはありますが、それだけではありません。2000年前半のモデルである、BMW318iなどはお手頃な価格の車種のひとつで、数十万円で購入することもできます。このモデルは、コンパクトなセダンで、定価は400万円程。エンジンは4気筒なので軽快なドライブが楽しめます。
ただし、ここまで古いものになってしまうと、走行距離が多くなっていることもあり、部品の交換などが必要になってくることがあります。外車ではあるもののそこまで部品も高価でないため、そこはあまり心配しなくてもよいでしょう。そこはBMWというメジャーなブランドの力が強いお蔭と言えるでしょう。インターネットオークションなどでも部品が販売されているので、色々とお得に手に入れることが可能です。
走行距離のみで、廃車にしないといけないなどと考えてしまう人もいますが、走行距離によって必要となるのは部品の交換です。そういった部分の対応が可能であれば、型落ちの中古車の3シリーズとも上手く付き合っていけるでしょう。

お気に入りの3シリーズを見つけよう！

そんなBMWの3シリーズですが、何度もマイナーチェンジが施されています。2015年8月のマイナーチェンジでは、環境に配慮した低燃費のエンジンが使われています。環境だけでなく、お財布にも優しいというのが嬉しいところですね。また、今回は3気筒エンジンが搭載されたことも話題になっています。以前は3気筒エンジンと言えば、軽自動車用のエンジンというイメージが強かったものです。それが最近は普通車にも取り入れられるようになったことの要因は、やはり燃費のよさを狙ったものなのでしょう。400ccから700ccぐらいのシリンダー容積が一番燃費効率が高いと言われていますが、今回のマイナーチェンジでは500ccを採用。低燃費を実現しています。
またサスペンションも改良が施され、ハンドル操作による車体の動作が今までよりもずっと無駄がなくなりました。これまでも走りやすさには定評があった3シリーズですが、更に操作性が上がっています。
中古車相場では価格に差がありすぎるために、一体どのように選んだらよいのか分からないと思われるかもしれません。マイナーチェンジの情報をチェックして、自分が求める性能を持っている世代のモデルを選ぶというのもひとつの選び方ですね。