祝!40周年 BMW 3シリーズが売れ続ける理由とは?

車好きはもちろんの事、あまり車がわからないと言う方でも知っているBMW。BMWの中でもトップ5には絶対入るほどの人気の車種と言えば、3シリーズ!そんな3シリーズの魅力や歴史についてお伝えして行きたいと思います。

BMW3シリーズの原点

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ドイツの自動車メーカーBMWが製造し発売していてBMWの中でも主力のモデルである3シリーズですが欧州市場でライバルでもある「メルセデスベンツCクラス」と人気を二分するほど、車好きが憧れる車種です。アメリカ市場でさえもスモールセダンのベストセラーモデルとして年間10万台以上販売されるほどです。日本市場ではDセグナントにおける輸入車の最量販モデルで輸入車最量販モデルの「フォルクスワーゲン・ゴルフ」と人気を分け合っています。3シリーズの前身は1500シリーズという1961年発売の車種で「ノイエクラッセ」の発展版の「02シリーズ」にあたります。3シリーズは車名の後にアルファベットがありiが「ガソリンフューエルインジェクション」isが「ガソリン高性能フューエルインジェクション」Aが「オートマチックトランスミッション」Cは「クーペ」Xは「四輪駆動」dが「ディーゼル」を表しています。初代は1975年E21という名前で02シリーズのボディを優美に発展させたりノイエクラッセからの伝統M10系エンジンを搭載しています。1975年には直列4気筒エンジンを全グレードに搭載します。

6代と伝わる3シリーズ

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1979年マイナーチェンジ!サイドミラーのデザインやフロントのロアーパネル、エアスポイラー形状が変更され先代の02シリーズ「1502」の後釜として「315」が発売!オイルショックの影響で初代3シリーズは2002ターボのように高性能なスポーツセダンは発売されずバウアによるカブリオレモデルは引き続き「トップカブリオレ」として発売されました。1982年2代目が発売。カブリオレ、4ドアセダン、2ドアセダン、スポーツセダン、ステーションワゴンというラインナップが多岐に渡り発売されました。軽量化され作りの良い車体から繰り返し出され吹け上がりの良いエンジンレスポンスとスポーティでかっこいいハンドリング特性で世界中を人気の渦に巻き込みました。1982年にはコーチビルダーバウア社からトップカブリオレモデル、BMWからは2ドアセダンが発売。1987年にはマイナーチェンジが行われテールライト意匠が変更、エリプソイドヘッドライトが搭載、鉄製バンパーから樹脂製バンパーになるなど性能が向上しました。1990年に3シリーズは3代目であるE36型3シリーズになりフルモデルチェンジします。

3シリーズの魅力とは

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3代目には対衝突安全性改善と居住性のためにボディのサイズを拡大し、1990年代に入ってからもしばらく日本ではバブル景気、史上空前の円高で売り上げは益々上がる一方でした。そして1998年、BMW3シリーズ4代目となるセダン2000年にはクーペとツーリングが発売。2002年にはマイナーチェンジが行われツーリングとセダンのフロントマスクにフェイスリフトが行われてバンパーやヘッドライトも新しいスタイルのデザインに改良されました。2005年、ボディが更に拡大して後部座席の居住性が改善されました。日本向けのセダンのほとんどはロスリンや南アフリカで製造されるようになります。エクステリアデザインはBMWのデザイナーとドイツ、ミュンヘン在住で自動車デザイナーである永島譲司が担当しています。ガソリンエンジンは4気筒と6気筒の2種類でディーゼルターボエンジン搭載車も発売されます。4代目の320は6気筒で5代目の320は4気筒という形になっています。そして2011年10月14日、2012年2月より一部車種を除いた車を同時販売すると発表。6代目3シリーズも同時に発売されます。6代目になると環境問題を本格的に考えてこれまでの多気筒エンジン、排気量重視の姿勢をやめエンジン小型化、底排気量で低燃費かつ高出力化を目指しています。